これをすると傷が付く！やってはいけない洗車失敗談

洗車は知れば知るほど奥が深いですよね。

何も知らないのと、最低限の知識があって行うのとでは、車に対する影響も全く違います。

そこで今回は、セルフ洗車で傷、洗車機で大傷、手洗い専門店で拭き残しによるスケール汚れ…、いろんな洗車方法を試して過去に失敗してきた実体験と傷を最小限に抑える方法を紹介します。

最低限の知識を学ぶだけで洗車傷のリスクを軽減できますので是非参考にしてください。

セルフ洗車

セルフ洗車の一番の失敗原因は知識が全くなかったことです。

とりあえず汚れたら洗車用洗剤で洗って拭き上げる。

これだけで良しと思ってましたが、ある時小傷がめちゃくちゃ増えていることに気付きました。

その傷の原因は洗い方と拭き上げ…。
ふつうにやっているつもりのその行為が傷を増やしていました。

間違った洗い方と拭き上げ

• 水をかけてボディを濡らすだけ
• スポンジを洗車用洗剤になじませるだけ
• とにかく汚れを落とすためにこすりまくる
• タイヤ周りも同じスポンジで洗う
• 綿、布タオルを使う
• 力強く何度も同じ箇所を拭く

などなど挙げればきりがないほど間違ったやり方をしていました。

セルフ洗車で気を付けること

自宅、洗車場と洗う場所によってどこまで出来るかが変わってきますが、基本を押さえておくだけでも洗車傷を最小限に抑えることができます。

自宅

自宅で洗車ができる方のほうがしっかり汚れを落とすことができます。

• 高圧洗浄機でくまなく全体的に汚れをおとす
• プレウォッシュで車体の汚れを浮き上がらせる
• 高圧洗浄機で再度全体を洗い流す
• 洗車タオル、スポンジでやさしく洗う

高圧洗浄機は傷を気にするのであれば準備しておいたほうがいいでしょう。ケルヒャーであれば正直どのシリーズでもないよりは良いので検討してみてください。

プレウォッシュは、ボディを直接洗う前の汚れ落としです。鳥の糞やピッチタール、雨シミをケミカルで化学反応を起こし汚れを分解させます。

次にカーシャンプーをしっかり泡立たせ、ボディをやさしく洗い上げます。そして、最後にボディの水分を拭き残しがないようチェックしながら仕上げていきます。

洗車場

洗車場は、自宅での洗車に比べ水・洗剤の使用量が限られるのですが、洗い方次第で傷を最小限に抑えることができます。

ここで重要なのがケチケチせずに、たっぷりとお水は使用するということです。

洗い方に関しては、自宅洗車と同じですが、混み合う洗車場はあまり時間をかけることができないので、プレウォッシュは無理にしなくてもいいと思います。

ただし、拭き上げの時に使用するタオルには注意が必要です。

洗車場で用意されているマイクロファイバークロスは、とてもありがたいのですが、劣化していたり、汚れが十分に落ちていないことがあります。ですので、なるべく厚めのマイクロファイバークロス持参し拭き上げるようにしたほうがいいでしょう。

洗車機を使う時の注意点

洗車機を使う時の注意点としては、過去に書いた「洗車機でボディが傷だらけ…本当にあった洗車機の怖い話」の通りで、とにかく事前の対策と出来るだけ新しい機種を使うということです。

傷を最小限に抑える対策としておすすめなのは、プレウォッシュです。

洗車機は、はじめに水を全体的に万遍なくかけてはくれるのですが、高圧洗浄機のような水の勢いがなく、汚れを付着したまま洗い上げてしまうリスクがあります。

そのため、可能であれば、プレウォッシュが可能な洗車場を選び事前に頑固な汚れを落としておくことをおすすめします。

そして、洗車機もなるべく最新のものを取り入れているところを選ぶようにしましょう。プレウォッシュが可能であれば、ノンブラシ洗車機でも十分に汚れを落とすことでき、傷も最小限に抑えることができます。

洗車専門店に依頼するときの注意点

「洗車専門のお店だから大丈夫」そう思ってしまいますよね。

管理人もそうで、洗車の知識がまだ今のようにない時は、何の不安もなくお願いしていました。

でも、少しずつ洗車と汚れについて詳しくなるうちに疑問に思うことも増え、さらに実際に尾お願いしてみて”本当に専門業者だから安心できるわけではない”ということに気付きました。

具体的な失敗談については過去記事「後悔と返金…福岡某コーティング店の洗車体験レビュー」に書いているので、依頼を検討されている方は是非参考にしてください。

実際に試してみて、思ったことは、

• ネットの評価だけで判断しない
• とりあえず１度依頼してみる

ということ。

評価に関しては、とりあえず洗車をしてもらえればいいという人にとっては、それなりにキレイにされていれば満足して良い口コミを書くかもしれませんが、こだわる人によっては少しの拭き残しでも評価も厳しくなります。

ただ洗車の基本なんて知らない方の方が圧倒的に多いので、とりあえず見た目さえキレイになっていれば、どうしても口コミは良くなってしまうんですよね…。

結局のところ、洗車専門店にお願いするのであれば、まずは1度試してみることかと。

筆者のケースでは、純水を使っているはずなのにスケールが凄かったです…。

洗車傷を最小限にするベストな方法とは？

洗車傷を最小限に抑えるベストな方法は、結論、自分でするにも洗車機でもプロにお願いするにも、やはり自分が洗車に関して少しでも詳しくなることだと思います。

「そんなこと言われても…」

と思われるかもしれませんが、基本的なことを知っておくだけでもかなり違いがでます。

事実、管理人は全く知らない時と今では洗車傷の付き方が全く変わってますし、プロに依頼するときの選定レベルも格段に上がっています。

以下、基本を簡単にまとめたので自分でするにしてもプロに依頼する場合でも参考にしてください。

洗車の基本

• はじめに水力で汚れを落とす（高圧洗浄機があれば尚良し）
• プレウォッシュで頑固な汚れを落とす、浮かす
• 再度水力で汚れを落とす
• カーシャンプーでやさしく洗う
• 水力で泡が残らないようにしっかり落とす
• マイクロファイバークロスでやさしく拭き上げ

プロに依頼する場合も、この点しっかり押さえているのか1度実際に見せてもらったほうがいいと思います。最近は、洗車しているところを見れる待ち合い質も増えているので、そういうところを選ぶのも一つの方法です。

まとめ

いかがでしたか？

何気なくやっている洗車も実は傷を増やしてしまっていることがお分かりいただけたかと思います。また、プロにお願いしても、やり方によっては傷がつくなんて想像もしていなかったのではないでしょうか。

でも、これからは簡単な基礎さえ押さえておけば洗車傷を最小限に抑えることができることが分かったと思います。今後洗車をするとき、依頼するときの参考として是非活用してください。

ボディをいつまでも綺麗に保つための洗車基礎知識でした。

それでは素敵なカーライフを！